みなさまどうも、あづくんです。
引き続き、ロードバイクのお話です。
今回はロードバイク購入を検討している人に向けて
いくつか例をあげて具体的に、こういう使用目的の時はこのくらいのロードバイクを買った方がいい
というのを自分なりの考えで書いていきたいと思います。
前回ではロードバイクのグレードや価格はどうやって決まっているのかを説明しました。
まだ読んでいない方はこちらもぜひ読んでみてください。
【サイクリング】初心者は本当に安いロードバイクを買うべきなのか?【前編】
例その1、通勤通学だけで使う
こういう方はフレーム、コンポーネント共にそこまでグレードの高いものは選ばなくても
十分に使えると思います。
具体的には
フレーム=アルミ,クロモリ
コンポーネント=Tiagra,SORA,Claris
このぐらいのグレードが使用されているロードバイクを購入するといいかと思います。
理由としては
・フレームはできるだけ頑丈な方がいい
・シビアな変則性能を求めることはない
ということが挙げられます。
実際通勤通学で使うと毎日使うことになると思います。
そうなると使用頻度というのは相当な回数になりますし、
駐輪場などの保管状況も必ずしも良いとは限りません。
また、シビアな変則性能が必要とする場面も通勤通学ではあまりないと思います。
服装も普段と変わらないでしょうし、荷物も持っていますし。
あくでママチャリと比べると速い、快適と考えると良いかと。
以上のことを考えても、通勤通学で使うことになる場合は
できるだけ頑丈で、そこまで高価ではないくらいがちょうど良いかと思います。
メーカーにもよりますが、上で挙げたフレーム、コンポーネントのグレードに当てはまるロードバイクは
大体10万円以下のものも多く、ロードバイクの中ではそこまで高価ではなくリーズナブルですので、
実際に店舗に行っていろいろ見てみましょう。
例その2、普段使いもするがサイクリングもしたい
こういう方は少し選び方に悩みます。笑
ただやはりコンポーネントは105くらいがいいかと思います。
具体的には
フレーム=アルミ,クロモリ
コンポーネント=105,Tiagra
このあたりのグレードを探すのが良いかと思います。
理由としては
・やはり普段使いすることも考えるとカーボンは選択しずらい。
・サイクリングすることも考えると105くらいのスペックは欲しい。
以上のことが挙げられます。
こちらも普段使いということで使用頻度を考えると、ある程度耐久性のあるアルミ、クロモリがよいかと思います。
サイクリングでの快適性を考えるとカーボンも欲しくなるところですが、
やはり価格や耐久性を考えると、普段使いするのはどうなのかなとなります。
とはいえ、ブレーキ性能や変則性能はサイクリングにも使うことを想定するなら必要です。
特にヒルクライムなどある程度坂を登るコースに行く場合、変速性能及びブレーキ性能は安全面のことを考えても大事です。
なのでコンポーネントはTiagra以上、できれば105が搭載されているロードバイクを買うのが良いかと思います。
これらの条件に合うロードバイクは売れ筋商品でもあるので、店頭にもよく並んでいると思います。
大体10~20万円代くらいのものが多く、種類も多いので自分の好きなデザインのものを選びましょう。
例その3、がっつりサイクリング、レース出場も考えている。
こういう方は簡単です。
予算の許す限りで、できるだけ初めからグレードの高いものを選びましょう。
具体的には
フレーム=カーボン,アルミ
コンポーネント=DURA-ACE,ULTEGRA
このぐらいのグレードを選んでいきましょう。
理由としては
・競技、趣味として使うならカーボンを選んでも問題ない。
・かなりシビアな状況で走ることも考えるとハイグレードのコンポーネントは欲しい。
といった点が挙げられます。
趣味として、またレース出場などの競技レベルまで考えているなら、
カーボンやハイエンドクラスのアルミフレームはおすすめです。
100キロ以上を走るロングライド、標高の高い山をヒルクライムなども想定される中では、
特にカーボンフレームの快適性、軽量性は大きな武器になります。
取り扱いなどに気を使うこともあり、高価なものも多いですが、それだけの価値はあります。
また、ある程度シビアな状況で走行することを考えたらコンポーネントもできるだけ性能の高いものを選びましょう。
DURA-ACEやULTEGRAは他のコンポーネントに比べて高価ではありますが、
その分長年使い続けることもできるので、初めに買ってしまっても全然いいと思います。
このクラスのロードバイクは価格もピンキリですが30万円は超えてくると考えたほうがよいです。
その他にもホイールも交換することになると、さらに値段も上がってきます。
決して安い買い物ではなくなってくるので、店員さんとしっかり相談しながら検討することをおすすめします。
予算を抑えたいというかたは、ハイエンドアルミフレーム、105も選択肢に入れて良いかと思います。
特にアルミフレームはハイエンドのものであれば、低価格なカーボンフレームよりも性能が良かったりします。
また、105も実際にはレースに使っても特に問題ないと思います。
まとめ
さて、ここまで前後半に分けてロードバイクを始めて買う前に知って起きたこと、
目的別にどのグレードを選べばいいのかを自分なりの考えでまとめてきました。
ここでは、みなさんが本当に必要なロードバイクを選べるようになればと書いてきました。
ただ、最後は自分の好みです。
たとえ自分にとってオーバースペックでもデザインが気に入れば買う方がいいです。
スペックが少し心配なら、そこを補うようにカスタムすれば大丈夫です。
ある意味、買ってからも自分の思うがままに進化させていくのがロードバイクの醍醐味でもあります。
みなさんがこの記事で読んだことを参考にロードバイクを購入し、
快適で楽しい自転車ライフを送ってもらえたらうれしいです、はい。
ということで、今回はここらへんで
それでは!!!