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【サイクリング】初心者は本当に安いロードバイクを買うべきなのか?【前編】

 

みなさんどうもこんにちは
あづくんです。

 

今回の記事は、ロードバイクを買いたい考えている方に向けて書いていきます。
とはいえ完全に持論を展開するだけの記事ですが。笑

 

まず初めに結論として、
タイトルの「初心者は本当に安いロードバイクを買うべきなのか?」
という問いに対しての僕の考えは

 

まずは目的、その後予算との折り合いをつけていく。

 

がまじめに考えた答えです。

 

「けっ、当たり障りのないこといいやがって」
と思うこともあると思うので、下でもう少し詳しく書いていきたいと思います。

 

特にこの前編では、初めてロードバイクを買う人に知っておいてほしい
ロードバイクの価格、グレードは何で決まるのか
について詳しく書いていきたいと思います。

 

・ロードバイク初めの一台はどんなの買えばええんや。
・できるだけ出費は抑えつつ満足いくのを買いたいんやけどな。
という方は、初めてのロードバイクを選ぶときに、ある程度目的に沿ったものを買うことができると思うので
ぜひ参考にしてみてください。

まず、ロードバイクのグレードはどうやって決まるのかを知ろう

 

 

ロードバイクは本当にピンからキリまであります。
大型スポーツ量販店で置いているような10万円前後のものから、
プロショップに行こうものなら100万円以上のとんでもないものまであります。

 

この見た目にはほとんど違いがわからないのに、値段差が大きいことが、
「とりあえず初心者やし、一番安いの買っといたらいいか。」

 

とほとんどの人が思ってしまう要因かと思います。
それでももう一度言わせてもらいます。

 

ロードバイクはまずは目的を考えて選びましょう。

 

そのためには、まずロードバイクはどのようにしてグレードが決まるのか。
そして各グレードがどのような目的で使うのに最適なのか。

 

ここを理解すれば、おのずと自分に必要なロードバイクがわかってくると思います。

 

ロードバイクのグレードはフレームとコンポーネントでほぼ決まる。

 

 

ロードバイクのグレードを計るうえで一番わかりやすいのは

フレームコンポーネント

 

この2つがどのくらいいいものがついているのかでほとんど変わってきます。

 

フレームとはいわゆる車体のことです。
その車体のデザインや乗り心地にも関わってくるいわば自転車の顔です。

 

そしてもう一つ、コンポーネント
これはブレーキ、変速機などの操作性に関わってくるパーツです。

 

この2つを組み合わせて一つのロードバイクが完成します。
(厳密にはホイールなどもありますが。)
この2つがどんなグレードのものを使っているかで、ロードバイクそのものの価格も決まってきます。

 

 

フレーム

 

フレームは上に書いたように、デザインや乗り心地に大きく関わってきます。

 

ではそれらはどうやってグレード分けされるのか、それは材質です。

 

まずはわかりやすく、

カーボンアルミクロモリ

という感じで大体の価格の高い安いが決まると考えてください。
現在販売されているロードバイクのフレームの大半はこの3つのうちのどれかになります。
(チタン製やスカンジウム製などのフレームもあります。)

 

なぜあえて=をつけているのかというと、それぞれの素材も細かくグレード分けされていて
一概にこの順番がすべて当てはまるというわけではないからです。
初心者の方に伝わりやすいように書いた次第です。

 

3つの特徴をざっくりとまとめていくと

 

クロモリはクロムモリブデン鋼という金属のことで

メリットとしては、しなやかな乗り心地で振動を抑え、フレームの寿命も長く丈夫という点です。
デメリットは、重量が重くなるという点です

 

アルミはみなさん知っている方も多いと思いますアルミニウム合金で作られていて

メリットは、金属なのに軽量、剛性が高く力がダイレクトに伝わるという点です。
デメリット振動吸収性はそこまで高くない、比較的安価という点です。

 

カーボンは炭素繊維で作られたもので

メリットは、他の素材よりも軽量かつ乗り心地も剛性もあるという点です。
デメリットは、一点の衝撃に弱く割れることがある、高価という点です。

 

ぱっと見の違いはそこまでない3つの素材ですが、それぞれが異なる特徴を持っています。
中でもカーボンはやはり高級な素材で、フレームだけで何十万というものもザラです。

 

 

コンポーネント

 

お次はコンポーネントのグレードについて。
コンポーネントは見た目には知らない人にはほとんどわかりませんが
変則性能、ブレーキ性能などの操作性に大きく関わります。

 

ここでは、特に日本国内でおそらく一番使われているメーカーのシマノのコンポーネントを
グレード別に紹介したいと思います。

 

DURA-ACEULTEGRA105TiagraSORAClaris

 

主にこの6つのグレードが存在します。
そしてその中から大きく3つのグループに分けて書いてみました。
細かいグレードは書いた順番通りになってます。

 

簡単にこの3つのグループの説明をします。

 

DURA-ACE>ULTEGRA(デュラエース、アルテグラ)

シマノのコンポーネントの最高峰に位置するグレードで、プロスペックといえます。
変則性能ブレーキ性能はもちろん、軽量性にも優れていて、
本格的なレースなどに使用するのにも全く問題ないグレードです。

 

105(いちまるご)

上の2つの次に位置するグレードです。ミドルスペックです。
それでも、全体的な性能としては十分に高く
レースでの使用も可能、サイクリングなどでは十分な性能です。

 

TiagraSoraClaris(ティアグラ、ソラ、クラリス)

エントリーモデルに位置するのがこの3つです。
街中での通勤通学や、ゆるいサイクリングなどでは問題ない性能です。
ただ、レースでの使用や、急な坂道などがあるサイクリングではすこし性能不足感があるかもしれません。

 

これら3つのグループは価格差もそれなりにあるので、
ロードバイクの価格にも大きく影響します

 

自分が使うであろう環境をしっかり考えて選びましょう。

 

 

つまりまとめ

 

長々と説明しましたが、ロードバイクの重要な2つの要素である
フレームとコンポーネント
について、グレードとともに紹介しました。

 

ロードバイクの価格はこの2つがどのようなグレードのものが付いているかで決まります。

 

実際に店舗に行って見てもらえれば、
各ロードバイクにフレームの素材と付いているコンポーネントが何なのか書いていると思います。

 

この辺を理解していなくても、店員さんは丁寧に説明してくれると思いますが、
あらかじめ何となくでもいいのでこの辺の知識を持っていれば、
ある程度店員さんとの意思疎通もスムーズになりますし、
納得のいく一台を選ぶことができると思います。

 

とはいえ、この記事を読んだだけで自分に必要なグレードをちゃんと把握するのは難しいと思うので
具体的にこういう使い方をする人はこう選んだ方がいいという例をいくつかあげる記事を、
今回のテーマの後編としてまた書きたいと思います。(完全に僕の個人的意見を並べるだけですが。笑)

 

興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

 

 

それでは!

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